国際結婚家庭の融合と価値観の確立

まず、文化について説明します。

文化とは、あらゆる人類の生活空間と密接にかかわりをもっています。文化の起源は、歴史的に社会が進化していく段階で作られたものであり、また、大自然とその中で人類が生存していく為にその地区の特性に合わせ、脈々と受け継がれて創られてきたものです。異文化の交流と学習については,共通の関心と人生観を持つ人々が自然に融合し、与え、支え、支援し合う事は、自己確立、自己規律、道徳的な価値感を持つことや共同構築の醸成に寄与することが期待できます。

現代社会は、インターネットでは世界の異文化を容易に感じ取ることが出来ます。異国の人々が良い文化的な交流やコミュニケーションに焦点を合わせることにより、世界の人々の関係はより緊密になります。

しかしながら、十分な双方の理解と心と心が繋がる真の交流がなければ、イデオロギーの衝突機会は避けられません。そして 本来のアイデンティティと感情を生み出す事もないと思うのです。

人類が誕生してから、各個人の性格や特徴に基づいて少しづつ、人間の精神、肉体の発展過程と歩調を合わせてきました。そして人間は、自分や他人、まわりの環境に対しより広範で奥行きある理解を実現するために絶えず努力をしてきました。

人類は技術、健康、化学、自然、文化、物理などに対する認識は、哲学の基礎の上で創立したものです。人と自然に会話する事は自己のアイデンティティを確立することにおいてはとても重要な事です。自然は脈々と、人々の文化構成に賢く投げかけ向き合っています。

国際結婚家庭の核心の一つは違う文化背景で融合すること

社会の発展、言語のコミュニケーションは精神融合の前提です。人の幸福は皆生まれながらに人間らしく生きる権利から成り立つものですね。中国では公民権、日本では社会権があります。人間が幸福を求める事は、社会関係・友情・親類・配偶者関係など生きていく身の回りの生活全般に渡ります。

国際結婚家庭の重要な核心部分は双方違う文化で生きてきた背景からの融合です。言わば、夫婦が家庭内で二つの異文化を尊重し、お互いを理解し包容し、国際結婚の幸福感に繋がると思っています。

国際結婚家庭の核心のもう一つは夫婦の共有価値観を確立すること

国際結婚異なる国籍の男女が恋愛と結婚から精神的な融合を達成したい場合、その前提は彼らが共通の理想、勇気、愛、行動、感情を持っているということです。 この中の重要な一環はお互いの言語コミュニケーションと夫婦間の共有価値の確立です。言い換えれば、ふたつの縄を一本化するとでも申しましょうか。縄は結束され窮屈になることも当然ありますがお互い結び合いながら、伴侶というの縄の結び付きを尊重し合い生きる。そして過去にとらわれず、困難を乗り越えて、明るく前向きに夢を持ち続け生きることが大切だと思います。

一方社会環境では、人間の個性の成長と発展は段階的に変化しています。 独身男女は家族を持つ前には独自の価値観を持っていますが、国際結婚した後は、組み立てたばっかりの幸福感を些細なことに薄められない為(仕事、収入、生活費、家事、子育て、両親のサポートなど)日常的な問題に積極的に直面しなければなりません。なので与えることと楽しむことのバランスにどう対処するかというと、やはり夫婦一緒に対面して、思いやりを持ち、お互いが歩み寄り尊重しあって、相手を否定しないことです。 したがって、社会的な役割に関係なく、国際結婚家庭内の夫婦の価値観の認め合う事は幸福感を確立するための前提条件だと思います。